七尾市能登島沿岸の七尾湾に生息するミナミバンドウイルカの群れに、18日までに子どもが誕生した。能登島でイルカウオッチングを行う能登島マリンリゾートの坂下奏太さん(22)が確認し、同社で船長を務める谷口元雄さん(63)が撮影した。群れは計17頭となった。
坂下さんは17日、七尾市能登島閨(ねや)町沖で、親にくっついて泳ぐ子どものイルカを見つけた。子どもイルカを守るように5、6頭が周りを泳いでいたという。
同社によると、過去10年間は毎年子どもが生まれているという。坂下さんは「見かけても近づきすぎず、温かく見守ってほしい」と話した。