茨城県警が買い物客に防犯呼びかけ 水戸 体験コーナーも

防犯砂利や補助錠といった防犯グッズの体験コーナーも設けられた=水戸市内原

「夏の犯罪抑止活動」(8月16日まで)に合わせ、茨城県警と水戸署は18日、水戸市内原のイオンモール水戸内原で防犯団体とキャンペーンを実施した。

キャンペーンには、県警や防犯ボランティア、茨城セキスイハイムから約30人が参加。啓発品を配りながら、県警防犯アプリ「いばらきポリス」の利用を呼びかけた。防犯商品の体験コーナーも設けられ、買い物客らは、踏むと音が鳴る防犯用砂利を確かめたり、補助錠の使い方を教わったりした。

県警によると、民家などを狙った侵入盗は6月末現在で651件発生し、人口10万人当たりの認知件数では全国ワースト。県警生活安全総務課の古橋英雄課長は「施錠の徹底や防犯グッズを利用して、泥棒が簡単に入れない環境にしてほしい」と話した。

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