4年ぶりの通常開催となる第61回山形花笠まつり(8月5~7日)に向けてムードを高めようと18日夜、山形市の文翔館前でイルミネーションアーチの点灯が始まった。
イルミネーションアーチは県花笠協議会(矢野秀弥会長)が設置し、今年で23回目となる。高さ約8メートル、幅約10メートルで、約6万7千個の発光ダイオード(LED)電球を使い、花笠を手にした踊り手やサクランボ、ブドウといった山形ならではの魅力を表現した。
点灯式では、高橋修まつり実行委員長が「中心街にようやく本格的なまつりが戻ってくる。100回続くイベントとなるよう盛り上げる」とあいさつした。花笠太鼓の勇壮な演奏に続いてアーチに明かりがともされると、色とりどりの光が雨でぬれた路面に反射し、夜の街を幻想的に彩った。
来月15日まで、午後6時半~11時に点灯する。