学部横断的な新教育組織 就業実習も導入 茨城大 2024年春創設

茨城大学

茨城大は18日、2024年年4月に学部相当の新たな教育組織「地域未来共創学環」を創設すると発表した。授業に企業などでの就業実習を組み込む。募集定員は40人で、一般選抜で31人、総合型選抜で9人を予定する。

同学環は人文社会科学、工学、農学の同大3学部の授業を中心に構成。文系と理系の両分野を横断的に幅広く履修することが可能だ。

4年間のうち、県内の企業や自治体などで1カ月以上にわたって働きながら学ぶ「コーオプ実習」を取り入れる。授業で学んだ知識を実社会で生かし、応用することを想定する。実習先として現時点で県内の35企業、20自治体を見込む。

同学環は水戸市文京の水戸キャンパスに設置する。

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