埼玉2台目!ミライフの自販機が登場 ジュース1本買うと民間福祉に3円寄付される 今後の拡大期待、なぜ3円

ミライフさいたま店舗前に設置された寄付型自動販売機(同社提供)

 関東エリアでLPガスや電気などのエネルギー販売事業を展開するミライフ(東京都港区)は、ボランティア・ベンダーシステムを採用した寄付型自動販売機(自販機)を同社さいたま店の店舗前に設置した。埼玉県内では越谷店に続き2台目の設置となる。民間の福祉活動に助成を行う埼玉県共同募金会に寄付される。

 ボランティア・ベンダーシステムとは、自販機で飲料を購買すると、設置先、飲料メーカー、自販機の設置や運営管理を行うオペレーターから1本当たり各1円ずつ、計3円が自動的に寄付される仕組み。自販機で飲み物を購入するだけで、手軽に社会貢献活動に参加することが可能だ。

 同社はこれまで子どもの貧困問題に焦点を当てて活動している2団体に寄付型自動販売機を通じた支援を実施しており、今回の3例目では民間の福祉活動を支援する。今回の自販機は持続可能な開発目標(SDGs)のラッピング仕様で、さまざまな社会課題への関心も集めそうだ。

 同社経営企画部企画統括・広報チームの山村茉子さんは「普段の買い物で気軽に寄付できる今回のような取り組みをぜひ広げていきたい」と話していた。

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