水質汚染が指摘される三原市本郷町の産廃処分場に対し広島県が改善措置の「警告」

地元住民らが水源汚染を指摘し訴えを起こしている、広島県三原市本郷町にある産廃処分場に対し、県が改善措置を講ずるよう警告を出しました。

三原市の本郷処分場を巡っては、広島地裁が4日「調査や審査には看過しがたい過誤がある」などとし県の設置許可の取り消しを命じましたが県は控訴しました。

県は、処分場から基準値超えの浸透水が出ているとして事業者に行政指導をしていましたが、改善が確認できないまま搬入・埋め立てをしていたことを確認。

事業者に対し、19日付で改善措置の実施や水質検査で基準値以内と確認できるまで搬入・埋め立てを行わないことなど、行政指導の中で最も厳しい「警告」をしたことを明らかにしました。

警告に従わない場合県は、行政処分を行うとしています。

県は今後、立ち入り検査を行い、早急に水質確認するとしています。

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