「県民の安心安全に尽力」静岡地検の新検事正が会見 袴田さんの有罪立証方針「蒸し返しでない」

静岡地方検察庁のトップとなる新しい検事正が着任し、7月18日、会見を開きました。

<静岡地方検察庁 山田英夫検事正>

「県民の安心安全を確保するために、県警などの関係機関と親密に連携をして、微力ながら力を尽くしてまいりたい」

静岡地検の検事正に着任したのは山田英夫さん(56)です。山田検事正は千葉県出身。2001年からの3年間は静岡地検浜松支部での勤務経験があり、広島高検の刑事部長や福島地検の検事正などを歴任しました。

袴田巖さんの再審公判をめぐって検察の有罪立証の方針が弁護団から批判を浴びていることについては、「法と証拠に基づいて立証をしていくのは当然のこと。弁護団の“蒸し返し”という批判は当たらないのではないか」と話しました。

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