暗号資産5500万円分だまし取られる 「外国出身の女」から、38歳の男性被害

滋賀県警甲賀署

 滋賀県警甲賀署は19日、滋賀県甲賀市内の美容師の男性(38)が、投資名目で暗号資産5500万円分をだましとられた、と発表した。多額詐欺事件として捜査している。

 同署によると、男性は5月15日にSNS(交流サイト)を通じて外国出身を名乗る女と知り合い、インターネットを通じた投資話を持ちかけられ、指示されたサイトに10万円を入金。サイト上で利益が出たことから、女に紹介された取引業者の「暗号資産で入金をするように」というSNSの指示に従い、同30日~7月11日の間に複数回にわたり、数種類の暗号資産計約5500万円分を指定アドレスに送金し、だましとられたという。

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