特産デラウェア、本沢小の児童に 恒例のブドウ給食

地元特産のデラウェアを味わう児童=山形市・本沢小

 山形市本沢小(鎌田史顕校長、76人)で60年以上続く恒例のブドウ給食が19日行われ、児童が地元生産者から贈られた特産デラウェアを味わった。

 地域に愛着を持ってもらう狙いで、62回目。JAやまがた西部営農センターぶどう部会本沢支部(三浦克裕支部長)が30キロを用意した。給食前の贈呈式で、三浦支部長は「たくさん食べて暑い夏を乗り切ってほしい」と呼びかけた。児童代表の6年安野碧衣(あおい)さん(12)が「最後の一粒まで味わいたい」と感謝の言葉を述べた。

 給食では児童に1房ずつ配られ、それぞれうれしそうに食べていた。2年佐藤千晟(ちあき)君(7)は「皮までおいしい。甘くて最高」と話し、あっという間に完食していた。

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