山形市の星幼学園(菅藤満昭園長)の園児が19日、同市七浦のビニールハウスで大玉トマト「桃太郎はるか」の収穫を体験し、その場で真っ赤な実を味わった。
年少児から年長児までの25人が生産者丸子宏さん(66)=同市七浦=の園地を訪れた。丸子さんから収穫のこつを教わった子どもたちは赤い実を探してハウス内を歩き「おいしそうなのがあった」とにっこり。1人3個ずつもぎ取り、大きな口を開けて1個ずつ“がぶり”。芳賀優希乃ちゃん(5)は「赤い所が甘かった」と満足そうだった。
食への関心を深めてもらおうと、スーパーのヤマザワ(同市、古山利昭社長)が「こども地産地消食育体験」として行い、12回目。