和太鼓演奏、ワンダフル 天童・津山小で山形大の留学生が体験

和太鼓演奏を体験する山形大の留学生=天童市津山小

 山形大の留学生が19日、天童市津山小(戸村浩二校長、112人)を訪れ、5、6年生39人から手ほどきを受けながら和太鼓の演奏を体験した。

 本県への愛着を深めてもらおうと山形大が津山小に交流受け入れを依頼し、米国出身の12人が参加した。留学生は雨乞い行事から生まれたとされる同小の伝統芸能「湯の上太鼓」の歴史を紹介され、迫力ある演奏に聞き入った。ばちを手にし、児童の身ぶり手ぶりに合わせながら3種類の和太鼓も打ち鳴らした。

 和太鼓演奏は初めてというレクシー・マダンさん(21)=米バーモント大=は「子どもたちが丁寧に教えてくれた。バーモント大にも和太鼓チームがあるので、帰国したら仲間に入りたい」と話していた。

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