JR芸備線 東城~備後落合 29日に運転再開 落石で3月から運転取りやめ

JR西日本は、落石のため、3月から運転を取りやめている芸備線の一部区間について、今月29日の始発から運転を再開すると明らかにしました。

JR西日本 中国統括本部 蔵原潮 本部長
「全体の斜面の調査が終了し、必要な落石対策工事が完了しましたので、今のところ、来週の7月29日の土曜日の始発列車から運転を再開させていただく予定にしております」

JR芸備線では3月、庄原市東城町で列車が線路内にあった落石と接触して車両が脱線しました。事故の後、東城駅と備後落合駅の間では運転を取りやめています。

JR西日本では当初、5月中の運転再開を見込んでいましたが、落石対策に時間がかかったということです。

蔵原潮 本部長
「今回、落石のあったか所以外で調査をしまして、計6か所ほど石が浮いている状態にある、浮石といいますが、ございました」

落石対策として、浮石は現地で砕くなどして処置したほか、ワイヤロープやワイヤーネット・防護網などを設置したということです。運転再開に伴ってバス代行は、28日で終了します。

© 株式会社中国放送