全国高校野球茨城大会 茨城、55年ぶり8強 常総学院撃破

茨城―常総学院 常総学院相手に完投勝利した茨城の佐藤由=ノーブルホーム水戸

第105回全国高校野球選手権記念茨城大会第10日は20日、ノーブルホーム水戸など4球場で4回戦8試合が行われ、8強が出そろった。

茨城は2023年春の県大会覇者でAシードの常総学院を5-3で破り、55年ぶりの準々決勝進出を決めた。土浦湖北は中盤の猛攻で藤代に逆転勝ち。東洋大牛久は2投手の完封リレーで佐和を退けた。鹿島学園は5-1でつくば秀英を下した。前年覇者の明秀日立とAシードの土浦日大、霞ケ浦、常磐大高は危なげなく8強進出を決めた。

21日は休養日。第11日は22日、ノーブルホーム水戸とひたちなか市民の両球場で準々決勝4試合が行われる。

■茨城・岡部将也監督(33) パワーをもらっている
今まで勝ってきたチームからパワーをもらっている。次に簡単に負けることがないようにしたい。

■常総学院・島田直也監督(53) 力負け
力負け、それだけです。秋も苦戦した投手なので対策は当然してきたが上回られた。

■20日の結果
茨城 5-3 常総学院
鹿島学園 5-1 つくば秀英
常磐大高 7-0 日立商(8回コールド)
東洋大牛久 4-0 佐和
土浦日大 7-0 境(8回コールド)
土浦湖北 5-3 藤代
霞ケ浦 8-1 水戸一(7回コールド)
明秀日立 11-0 水城(5回コールド)

茨城―常総学院 悔し涙を流す常総学院ナイン=ノーブルホーム水戸

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