トーマスはアーセナル残留が濃厚、サウジ行き排除で米国遠征に帯同中

[写真:Getty Images]

ガーナ代表MFトーマス・パルティ(30)はアーセナル残留が濃厚のようだ。イギリス『90min』が伝えている。

今夏の退団が噂されているトーマス。2020-21シーズンにアトレティコ・マドリーから加入して以降、チームに欠かせぬ攻守の要として昨シーズンもリーグ戦33試合に出場したが、イングランド代表MFデクラン・ライスの加入に押し出される形になるのではないかと見られていた。

また、サウジアラビアのクラブと個人間合意に達したとの情報もあったが、当初は帯同しないとみられていたアメリカでのプレシーズンツアーにしっかり帯同。現在では首脳陣もトーマスに対して退団を求めていないという。

どうやら複数のクラブがオファーを出す準備まではしていたようだが、トーマスとの契約を2025年6月まで残すアーセナルの要求を満たした提案はなかった模様。サウジアラビアについても、トーマス自身が欧州以外への移籍を排除してきたとのことだ。

今夏の移籍市場閉幕まで1カ月以上あることを考慮すれば、現段階で残留確実とまでは言えず。しかし、トーマスに興味を示しつつも、サウジアラビア以上のオファーを提示できる欧州クラブはないと考えられている。

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