鶴岡市特産のアンデスメロンを献立に加えた給食が20日、市内の小中学校13校で提供された。甘みを堪能した子どもたちに笑顔が広がった。
湯野浜小(八渡宗一郎校長、91人)には市内のメロン農家阿部翼さん(31)とJA鶴岡の担当者らが訪問し、庄内砂丘地の栽培は100年以上の歴史があることを説明した。昼夜の気温差によって甘みが凝縮するなどと、おいしさの秘密を明かし「庄内はアンデスメロンの産地として全国的にも有名」とアピールした。
児童たちはポークカレーなどを食べた後、デザートとして8分の1にカットされた旬の味覚を頬張った。大胆にかぶりついた5年渡会真那斗君(10)「果汁いっぱいでおいしい」とメロメロになった様子。