通知表ドキドキ 長崎県内の公立小中学校で終業式

初めて通知表を受け取る児童=島原市、市立第二小

 長崎県内の多くの公立小中学校で20日、終業式があり、島原市萩が丘2丁目の市立第二小(長岡亨輔校長、269人)は4年ぶりに体育館で対面して実施した。
 長岡校長は新型コロナが法律上の「5類」に引き下げられたことについて触れ「いろんな活動が制限されていたが、運動会では6年生を中心に大きな声で応援活動ができた。集団として、個人としてすごく成長できていると実感した」とあいさつ。児童代表が作文を発表し、全児童で校歌を斉唱した。
 1年生の教室では大掃除の後、児童が担任から初めての通知表を受け取った。池田梨七(りな)さん(7)は「1学期は音楽でみんなと歌ったり、手拍子するのが楽しかった。夏休みは、家族でプールに行って、練習して水の中に顔をつけられるようになったのを見てもらいたい」とほほ笑んだ。

© 株式会社長崎新聞社