ベイル、いっきまーす…旗手怜央と内田篤人、「徐々に感じさせられるレアル・マドリーの凄み」とは

毎週木曜日に『DAZN』で放送されているプログラム「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回はセルティックでプレーしている旗手怜央がゲストとして出演し、内田篤人とトークを繰り広げている。

そして、昨季初めて経験したUEFAチャンピオンズリーグについての話では、レアル・マドリーとの対戦で受けた強烈な印象について語っていた。

レアル・マドリーとの2試合はホームで0-3、アウェイで1-5とどちらも大敗しているが、セルティックや旗手のパフォーマンスについては比較的高く評価されていたそうで…。

旗手「個人的には、ここでやらないと評価は上がらないなと思っていました。この試合に特別気合が入ったわけではないですけど、自分のプレーを出そうとしました。それがピッチ上で表現できたのかなと」

内田「俺もレアル・マドリー相手に戦ったことがあるけど、それに向けていろいろ考えるじゃない。だけど、それを上回ってくるレアルのクオリティ。『あぁ、ハイハイ』見た感じでやってくるわけですよ。

やっぱりスゴいよね。あいつら」

旗手「すごいですね。それこそ余裕を『徐々に感じていく』んです。

前半の30分まではすごく良くて、惜しいシュートも2本ほどあって、『ちょっと行けるんじゃないかな』と思ってきたくらいのときに、『これはちょっとヤバいな』と。そう思ってきたら、後半にポンポンと点を取られて。

そこのチームとしての余裕が…わかります?」

内田「わかる。『いけるかも』と思っていた自分が、30分後とか45分後に『レアルさんマジ強いっす』に(笑)。

で、頑張って頑張って最後の20分まで来たら、ピッチの横でギャレス・ベイルがジャンプしてた。『いっきまーす!』みたいな感じで(笑)。ここからベイルはキツいよと。

それまでもイスコとかマルセロとかロナウドとかとやってヘロヘロなのに、ベイル。本当に穴がない」

旗手「同じポジションのモドリッチやクロースはテレビで見ていたんですけど、『スゴいな』という思いはありました。ただピッチでは彼らと戦わなければいけない。

僕は相手選手の不得意なプレーを突くようにはしているんですけど、それが全くなくて。ボールを持っていても持っていなくても、あちらに見られているような感じ。隙のない選手だなと感じました」

内田「そのなかでも通用したことは?」

旗手「ボールを貰いに行くとか前を向くとか、1人剥がすとかはできたんですけど、これらの強いチームはゴール前がすごく硬いんです。

だからゴール前でのプレーをもっともっと向上させていかなければいけないなと感じましたね」

【関連記事】レアル・マドリー、2010年以降の最強補強トップ10!カゼミロ、ヴァラン、ベイル…

レアル・マドリーと対戦した旗手怜央と内田篤人。ふたりとも「やれそうだなと思ったあとで徐々に余裕を感じてくる」という凄さを見たという。また、とにかくサッカーで最も大事なゴール前でのプレーが強かったとのこと。

© 株式会社ファッションニュース通信社