全国大会出場 楽しく踊って 上越高ダンス部 イラストレーター大塚いちおさん 応援の横断幕デザイン

上越高ダンス部と大塚いちおさん(前列右から3人目)。横断幕はスクールカラーやダンスのイメージからデザイン

上越市出身のイラストレーター、大塚いちおさん(54)はこのほど、上越高ダンス部の横断幕をデザインした。20日に同校を訪れ、全国高校ダンスドリル選手権の本番が間近に迫るダンス部を激励した。

横断幕は上越高のイメージカラーである紫を基調とし、ウサギのキャラクターをあしらった。ダンス部メンバーが笑顔で踊る姿から、跳ねるように楽しく踊るウサギをイメージしたという。

6月に全国大会出場を決めた直後に、同部がSNSを通じて大塚さんにデザインを依頼。大塚さんは地元を応援したいという思いから快諾した。「声をかけてもらえてうれしかった。楽しみながらデザインした」と話した。

同日は大塚さんとアシスタントの河村杏奈さん(40)が来校。ダンス部の演技を見学し、「迫力がすごい。横断幕をずっと使っていただき、全国制覇の場面で一緒に映ることを期待している」と激励した。

全国大会は29、30の両日に東京体育館で開かれる。同部の橋塲泉咲さん(3年)は「本番では横断幕を見て、パワーを出して踊りたい」と話した。

全国大会直前の仕上がりを大塚さんらが見学

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