スアレス、メッシとの共闘を望み自腹を切る? グレミオに給与全額返還に加え、契約解除の補償金も支払う?

[写真:Getty Images]

元バルセロナの選手の加入が相次いでいるメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミ。自腹を切ってここに加わりたいと考えている選手がいるという。

今夏パリ・サンジェルマン(PSG)を退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、バルセロナを退団した元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、スペイン代表DFジョルディ・アルバが加入したインテル・マイアミ。メッシはデビュー戦となったクルス・アスルとのリーグズカップでいきなり直接FKを叩き込み、ファンを沸かせた。

ヴィッセル神戸を退団した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの獲得にも近づいているとされるインテル・マイアミだが、もう1人ここに加わりたい選手がいるという。それがウルグアイ代表FWルイス・スアレスだ。

かつてはメッシとブラジル代表FWネイマール(PSG)と共に“MSN”というトリデンテを構成していたスアレス。現在はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのグレミオでプレーしている。

そのスアレスだが、フリーでのインテル・マイアミ加入を考え、グレミオに対して自腹を切る考えがあるという。

ヒザの状態にも懸念があったスアレスだが、前日までトレーニングをしていた中、突如としてアトレチコ・ミネイロとの試合から外されてしまった。『ESPN』によれば、グレミオのレナト・ガウショ監督が「チームのことが頭にない」という理由で外したとのこと。「彼はここに集中しなければならない。チームにとってそれがどれほど重要かをわかっているはずだ」とコメントしていた。

報道によれば、スアレスはインテル・マイアミにフリーで加入するためにグレミオとの契約解除を求めているとのこと。加入してから自身が受け取った給与を全て返還した上で、さらに契約解除に対しても幾らかを払うつもりのようだ。

ガウショ監督もスアレスを巡る報道に「全ては事実。ただ、会長の手中にある問題だ。決定できるのは取締役会だけだ」とコメント。クラブの決断を待っている状況だという。

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