明石商が4年ぶり、社が3年連続4強入り 高校野球兵庫大会準々決勝

準決勝進出を決め、スタンドに応援のお礼に駆け出す明石商ナイン=明石トーカロ(撮影・中西幸大)

 第105回全国高校野球選手権兵庫大会第14日は23日、2球場で準々決勝が行われた。明石トーカロ球場の第1試合は明石商が8-0で津名に七回コールドゲーム勝ちし、優勝した2019年以来4年ぶりに4強入りした。

 姫路市ウインク球場の第1試合は、前回覇者で今春の選抜大会に出場した社が10-3で市川に八回コールドゲーム勝ちし、3年連続で準決勝へ進んだ。

 明石商は一回に神野、西田の適時打などで4点を先制。四、五回にも2点ずつを加え、羽藤、野口、清原、大前の継投で7回を無失点に抑えた。

 社は二回に打者一巡の猛攻で一挙7点を先制。その後3点を返されたが、六回に福田の適時打で1点、八回に相手の守備の乱れから2点を加えた。

 準々決勝の残り2試合は両球場の第2試合として行われ、明石トーカロは滝川第二-市西宮、姫路市ウインクは神戸第一-神戸国際大付の顔合わせ。

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