Bリーグ2部降格の滋賀レイクスが初の全体練習 「昨季の悔しい思いを晴らす」柏倉主将が決意

新チームとしての初練習で汗を流すレイクスの選手たち(大津市内)

 バスケットボールBリーグの滋賀レイクスがこのほど、新チームで初となる全体練習を大津市内で行った。日本人選手8人とコーチ陣が顔をそろえ、熱のこもった練習を繰り広げた。

 昨季のレイクスはBリーグ1部(B1)で全24チーム中23位となり、2部のB2に降格という結果に終わった。来季はB2での優勝と1シーズンでのB1復帰を目指しており、この日がスタッフも含めて最初の全体練習となった。

 初の全体練習は19日にあり、選手たちは朝から筋力トレーニングなどに励んだ後、チーム練習がスタート。昨季から継続して指揮を執るダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)の指示を受けてきびきびと動いた。来季の重点ポイントである守備の連係や3点シュートの練習を繰り返していた。

 新キャプテンには昨季に続いて柏倉哲平選手が就任し、B2山形から加入した眞庭城聖選手が副キャプテンになることも決まった。柏倉選手は「再びキャプテンとして昨季の悔しい思いを晴らしたい」と決意を示した。

 今後は8月に外国人選手が合流して全選手がそろい、10月7日にシーズン開幕を迎える。

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