9DayzGlitchClubTokyo、7月30日(土)下北沢Flowers Loftにて開催される『脱却』に先駆けてワンマンイベントを開催!

2023年7月30日(土)下北沢Flowers Loftにて開催される『脱却』。東京都内を中心に活動する人気アイドルクループ、PIGGSとINUWASIのツーマンライブというこのイベントは、チケットは発売開始から1時間足らずでイープラスの予定枚数を終了、後日発売された追加分も即刻完売するなど、開催前から話題を呼んでいる。 その公演に先駆け、6月29日(木)下北沢Flowers Loftでは『脱却 トークライブ』として、7月30日にオープニングアクトとして出演する9DayzGlitchClubTokyoのワンマンイベントが開催された。 まずはじめに行なわれたトークライブでは、7月30日に開催される『脱却』についてをメインテーマに、メンバーのミル・サトウ、いしがきしのぶ、ウドンチャンの3人と、プロデューサーのクマ氏が、司会スタッフからの様々な質問に応えていく(以下、トークの中ではグループ名を“9Dayz”と略称で表記する)。

──会場・Flowers Loftへの印象

ウドンチャン:

花が好きなので、花がたくさん飾ってあってすごく好きです!

いしがきしのぶ:

下北っていう場所自体がすごく好きだし、系列のライブハウスにもよく遊びに行くので、「(下北にも)あるんだ!」と思って。楽屋もすごくきれいで、ライブ終わりとかにちょっとお酒を飲んだり。すごく好きなハコです。

ミル・サトウ:

ここに出ると、だいたいカレー食べるよね? 楽屋でもいつも「あ〜、カレー食べたい」って言ってて。で、食べて、お酒飲んで帰るっていう。 Flowers Loftではフードメニューにカレーがあり、この日はメンバー3人がプロデュースしたコラボカレー、コラボドリンクが販売されていた。カレーは完売、ドリンクも全種類飲み比べる人などがいて、とても好評だった。

──7月30日への意気込み

ウドンチャン:

すごいグループの方々と一緒にできるなんて、緊張してますが、いい日にできるように、その日まで日々がんばります。

いしがきしのぶ:

緊張もありますけど、O.A.って仕事もちゃんとこなせるように、プラス、本編の2グループさんにも負けないものを出せればなって思ってます。

ミル・サトウ:

見てくれる人たちも、(自分たちが)どういうライブするんだろうって、心配とワクワクがあると思うけど……9Dayzはかっこいいし、いつもどおりの9Dayzをやればいいから!(メンバー2人へ向かって) このミル・サトウから2人への檄には、観客からも拍手が起こった。 その他にも、グループの成り立ちや、今後の予定、観客からの質問コーナーを設けるなど、トークイベントは終始楽しく和やかな雰囲気で進んでいった。 グループとしての今後の展望については、「もっとたくさんの人に9Dayzを知ってほしい」という思いが3人からそれぞれの言葉で話された。中でも印象的だったのは、いしがきしのぶの「この2年間ずっと楽しいから続けてるので、これからもこの楽しいテンションだけでずっと続いて、知っていってくれる人が増えていったらうれしい」という言葉と、メンバー2人がそれを両サイドで頷きながら聞いている姿だ。メンバー3人自身が“9Dayzはかっこいい”と自信を持って、日々の活動を楽しく続けてきているのだろうということが感じられた。 プロデューサーのクマ氏が「9Dayzが大きくなったら、(今応援してくれている)みんなが“あってた”ってなるじゃない? “あの頃から応援してた自分たちは間違ってなかった”っていう証明がしたい」と話すと、隣のウドンチャンが思わず涙ぐむ場面も。その後「えっ、泣くの!?」と驚いたクマ氏に「サトウは泣きそう?」と振られ、ミル・サトウが「全然、カッピカピ」と答え、フロア全体で爆笑が起こるなど、メンバーそれぞれのらしさや、クマ氏の9DayzGlitchClubTokyoへの熱い思いが感じられる時間だった。 続いては、ステージのセットはそのままに、アコースティックライブへ突入。

プロデューサー・クマ氏のアコースティックギターの演奏をバックに、「ユウレイユレルダンスフロア」や「Bad Girls Bullet」などの人気曲を中心に全6曲が披露された。普段のライブとは違う雰囲気でも、観客は楽曲ごとに体を揺らしたり手拍子をしたりと思い思いに楽しんでいたが、メンバーははじめてのセッションに「緊張する〜!」と声をあげ、あまりの緊張に急遽MCをとるというシーンも。それでも観客は微笑ましく見守り、普段のライブでは見られない姿を楽しんでいるようだった。ラストに披露された「Night sabão」では、アコースティック演奏だからこそ、歌詞と歌声に込められたメンバーの気持ちがより強く感じられ、観客も胸を打たれたのではないだろうか。 そして、ここからが本領発揮ということで、通常ライブがスタート。 「改めまして、9DayzGlitchClubTokyoです! Flowers Loft、みんなでこのフロア揺らして最後の最後まで全力で楽しんでいきましょう!」

メンバーを紹介するSEに観客の手拍子が重なり、フロアの観客も準備万端という様子だ。1曲目「The AtonemenT」から観客の手が上がり、その後も「myサイケ」や「FirE」と続いていく人気曲に、フロアの盛り上がりは止まることを知らない。9DayzGlitchClubTokyoは、とにかくライブの熱量、観客との一体感がすごい。通常ライブでは9曲が披露され、たびたび観客を「もっと!」と煽り盛り上げるメンバーに、彼女らの声に応えて拳を上げ、声を出し、踊る観客。この楽しい時間が終わってほしくない──そう思ったのは、きっと観客だけではなかっただろう。クールな雰囲気やロックな楽曲が多い9DayzGlitchClubTokyoだが、大サービスで2曲も披露されたアンコール「空奪の夢」「ユウレイユレルダンスフロア」では、もはやなりふりかまわず盛り上がる観客の姿に、思わず笑顔を浮かべるメンバーも見られた。 “9Dayzはかっこいい”──トークイベントの中で、メンバーが何度も口にしていた言葉だ。それをたくさんの人々へ証明するための一歩として、7月30日(土)に開催される『脱却』でも、9DayzGlitchClubTokyoらしい熱いパフォーマンスを見せてくれることに期待したい。(Text:たまきあや / 下北沢Flowers Loft)

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