ヒマワリ迷路の冒険楽しむ! 雲仙・小浜の子どもら 8月上旬頃まで

ヒマワリ迷路の中で盾やかぶとを身に付けて笑顔の子どもたち=雲仙市小浜町北串地区

 長崎県雲仙市小浜町北串地区の畑にヒマワリの迷路「ひまわりクエストⅢ」ができた。地元の子どもたちが21日に訪れ、住民手作りの剣、盾、かぶとを付けてゲーム気分で“冒険”した。8月上旬頃まで楽しめる。
 JA島原雲仙青年部小浜支部(元村孝太郎支部長)が子どもたちの遊び場になればと昨年に続き企画した。ジャガイモを収穫した後の畑に緑肥のヒマワリを栽培。高さ30センチに育った頃から道を作り迷路に仕上げた。市立北串小の正門そばで無料開放している。
 今年は手前と奥の畑を使い、昨年より4倍ほど広い計約23アール。背丈は手前が園児向けの約90センチ、奥が約130センチ。子どもたちは、ヒマワリの壁に囲まれた道を進んで出口を目指した。
 体験した同校6年の笹田れんさん(12)は「去年よりも迷路が難しかった。ピカチュウなどのキャラクターの看板ができていて面白かった」と話した。

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