栃木でフェス「なつこい」 4年ぶり、野外ライブ満喫

「なつこい」のステージを盛り上げた高校生バンド

 【栃木】地元密着型音楽フェス「なつこい Sound Stage TOCHIGI 2023 withとちぎ盆祭り」(なつこい実行委員会主催)が22日、市大平運動公園多目的運動広場で開かれ、高校生や親子連れが野外ライブを満喫した。

 新型コロナウイルスの影響で開催は4年ぶり。毎年8月に行われていた「とちぎ盆祭り」も初めて同時に開催した。

 メインイベントの「高校生バンド選手権」には事前審査を通過した県内外の19組が参加。男女6人グループ「Soy-Beans」でボーカルを担当した白鴎大足利高3年大島日菜多(おおしまひなた)さん(18)は「お客さんの前で歌えたことがうれしくて泣きそうになった。緊張もしましたが楽しみました」と笑顔を見せた。

 会場では、地元住民らによる盆踊りやおはやしの演奏も行われた。

 ゲストステージでは、音楽グループ「湘南乃風(しょうなんのかぜ)」の「HAN-KUN(ハンクン)」さんなどゲスト3組が出演し、観客をさらに盛り上げた。

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