夏の定番メニューと言えば「そうめん」! 冷たい麺を食べたい日にはもちろん、子どもの夏休みのお昼ご飯や、台所にあまり立ちたくない日の食卓に、大活躍しますよね。
でも毎回同じめんつゆだと飽きてしまう…。世の中にアレンジレシピはたくさんあるけれど、どれが本当においしくて簡単なの?
そんなお悩みに答えてくれるのが、SNSやYouTubeを中心に大人気の「つくりおき食堂」のまりえさん! 家にある調味料だけでサッと作れてパッと味が決まる簡単料理を発信し、幅広い層から支持を得ています。
今回は、「つくりおき食堂」のまりえさんに冷麺風、冷やし中華風、油そば風など、さまざまなそうめんの楽しみ方を教えていただきました。実際に筆者が作って実食レポートします♪
1:シンプルな油そば風!「塩レモンそうめん」
材料(1人分)
・そうめん 乾麺100g
Aごま油 大さじ1
A鶏ガラスープの素(顆粒) 小さじ1.5
Aしょうゆ 小さじ1
Aレモン汁 小さじ1
・青ねぎ 2~3本
ねぎ切るのすら面倒くさい! なんて方は冷凍のカット小ねぎが便利ですよ。ズボラな筆者も冷凍の小ねぎで代用しました。
作り方
1.そうめんをゆでる。
2.小さいボウルにAの調味料をすべて入れて混ぜる。
3.ゆであがったそうめんはざるにあげて流水で冷やし、水切りする。
4.調味料とそうめんを混ぜ、刻みねぎをのせてできあがり。
たったこれだけ! 油そば風の「塩レモンそうめん」が完成です!
見た目はシンプルですが、しっかり味がついているので、モリモリ食べることができちゃいますよ。レモンの酸味が爽やかで、夏らしいお味に仕上がっています。
筆者はさらにサラダチキンとブラックペッパーでアレンジも試してみました♪ 最後にのせただけなので手間はゼロです。ちょっと大人味の「鶏塩レモンそうめん」、とってもおいしかったですよ。おすすめです!
2:冷やし中華風!「ごま香るサラダそうめん」
材料(1人分)
・そうめん 乾麺100g
A酢 大さじ2
A砂糖 大さじ1と小さじ1
Aしょうゆ 大さじ1
Aいりごま 大さじ1
Aごま油 大さじ1
A鶏ガラスープの素(顆粒) 小さじ1
ミニトマト 2~5個(お好みで)
レタス 2枚(お好みで)
作り方
1.そうめんをゆでる。
2.Aの調味料をすべて合わせておく。
3.ゆであがったそうめんはざるにあげて流水で冷やし、水切りする。
4.そうめんを皿に盛り、好みの野菜を添え、調味料をかけてできあがり。
見た目も華やかな「ごま香るサラダそうめん」のできあがりです!
味付けは冷やし中華風のさっぱりとした味わいなので、食欲がない日にも◎。一般的な冷やし中華よりも麺をゆでる時間が短いので、サッと作って食べたい日にもおすすめです。
冷やし中華に練りからしやマヨネーズを添えたい派の人は、もちろんトッピングOK!「サラダそうめん」との相性も抜群なはず!
3:具材は電子レンジで簡単!「冷やし担々麺風そうめん」
材料(1人分)
・そうめん 乾麺100g
・豚ひき肉 100g
・ねぎ 1/3本(30g)
・味噌 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
A氷水 200ml
A牛乳 100ml
Aすりごま 大さじ3
A鶏ガラスープの素(顆粒) 小さじ1.5
Aラー油 小さじ2/3
・青ねぎ お好みで
氷水は、筆者は水100ml+製氷皿の氷6個を使いました! お使いの氷の大きさに合わせて調整してみて。
作り方
1.耐熱容器に豚ひき肉、粗くみじん切りにしたねぎ、味噌としょうゆを入れて混ぜる。ねぎはキッチンバサミで切ると時短&まな板が汚れません!
2.ふんわりラップをかぶせ、電子レンジ600Wで2分加熱する。
3.一部が赤っぽい場合は再びふんわりラップをかぶせ追加で30秒加熱する。必ず火が通るまで加熱してください。
4.ひき肉に火が通っていることを確認したらAの調味料をすべて入れ、氷が溶けるまでかき混ぜる。
5.そうめんをゆで、ゆであがったらざるにあげ、水切りをする。
6.水切りしたそうめんとつゆを合わせ、刻んだ青ねぎをのせたらできあがり。
まさに冷やし担々麺風…! たっぷりのひき肉をのせて、食べごたえもあるひと皿に仕上がりました。ピリ辛好きの人は、ラー油を増やしてもおいしいかも。
今回そうめんはお鍋でちゃんとゆでましたが、電子レンジを使ってそうめんを調理すれば、夏にぴったりなひと皿が電子レンジだけで完結します!
電子レンジを使った加熱方法も、まりえさんの「つくりおき食堂」公式サイト内で紹介されています。どうしても火を使いたくない人は、こちらもチェックしてみて。
4:ノンオイルでさっぱり♪「冷麺風そうめん」
材料(1人分)
・そうめん 乾麺100g
・水 200ml
A鶏ガラスープの素 小さじ1
Aしょうゆ 小さじ2
A酢 小さじ1
・きゅうり 1/2本
・キムチ 50g~(お好みで)
・豆板醤 小さじ1/2(お好みで)
作り方
1.そうめんをゆでる。
2.きゅうりは薄切りにする。
3.深さのある器に、水とAの調味料を入れ混ぜる。
4.ゆであがったそうめんはざるにあげて流水で冷やし、水切りする。
5.そうめんを器に入れ、きゅうりとキムチをのせてできあがり。お好みでごまをトッピングして。
この味…! まさに冷麺! まりえさんによれば「キムチを入れると、辛さだけでなくうま味とほどよい酸味が加わるため、スープ全体がおいしくなる」のだそう。
味が薄いかな?と感じたら、キムチをたっぷりのせるか、鶏ガラスープの素を小さじ1/2追加する、豆板醤を追加する、などの方法を試してみてほしいとのことです♪
辛党の筆者は豆板醤を追加! ピリッと辛くてリピート必至のお味になりました。
5:ツナマヨでコクうま!「やみつき無限そうめん」
材料(1人分)
・そうめん 乾麺100g
・ツナ(オイル)缶 1缶
Aごま油 大さじ1/2
Aマヨネーズ 大さじ1/2
A鶏ガラスープの素 小さじ1
Aしょうゆ 小さじ1
Aレモン汁 小さじ1
・青ねぎ 2~3本
作り方
1.そうめんをゆでる。
2.小さいボウルにツナ缶をオイルごと入れ、Aの調味料をすべて混ぜる。
3.ゆであがったそうめんはざるにあげて流水で冷やし、水切りする。
4.そうめんを皿に盛り、調味料、刻みねぎをのせてできあがり。
まりえさんが「無限そうめん」と名付けたこちらのそうめん、確かにツナマヨのコクうまが加わって、無限に食べたくなるお味です!
冒頭でご紹介した油そば風の「塩レモンそうめん」とは、見た目はツナの有無くらいしか変わらないのですが、こってり度合いがまったく違うので面白い…!
汁なしのそうめんをさっぱり食べたい人は「塩レモンそうめん」、こってりとした麺をいただきたい人は、こちらの「やみつき無限そうめん」がおすすめ!
油っぽすぎず、一度食べたらハマること間違いなしです!
*
夏に重宝するそうめんレシピ。「つくりおき食堂」の公式サイトやまりえさんのSNSでは、そうめんと相性ぴったりなつくりおきおかずもたくさんご紹介されています。
毎日のごはん作りがもっとラクに楽しくなるレシピで、暑い夏を乗り切ってくださいね♪
若菜 まりえ
時短料理研究家・料理インフルエンサー。 簡単・時短レシピサイト「つくりおき食堂」主宰。「忙しいけど料理がしたい!」という思いから時短レシピの開発に注力。家にある調味料だけでサッと作れてパッと味が決まる簡単料理を発信し、幅広い層から支持を得ている。Twitterのフォロワー数は59万人超え(@mariegohan)。公式YouTubeチャンネル「つくりおき食堂まりえの『らくしぴ』Marie's Luck Recipes」も人気。
(ハピママ*/ 伊東 ししゃも)