【韓国】韓国とインドネシア、EV・電池で協力拡大[経済]

韓国とインドネシアの政府は24日、ソウル市内で「第2回韓国・インドネシア経済協力委員会」を開催し、2022年以降に3度行われた首脳会談で合意した内容を基に、電気自動車(EV)やバッテリー、原発など経済協力の拡大に向けて議論した。

両国政府は、東南アジア諸国連合(ASEAN)および世界のEV市場への共同進出に向けて、インドネシアでのEVおよびバッテリーの生産拡大に向けた投資協力を継続する。ニッケルなどインドネシアの豊富なバッテリー向け鉱物のサプライチェーン(供給網)強化に向けた投資も拡大していく計画だ。

■カーボンニュートラル促進でも協力

また、カーボンニュートラルに向けた協力も推進する。グリーン水素の生産施設や太陽光発電施設の構築、温室効果ガス削減のための共同事業を進めるほか、原子力の小型モジュール炉(SMR)などでも成果を出していきたい考え。

製造業の基礎となる産業の人材育成やEV充電施設の管理など、産業やエネルギー分野の政府開発援助(ODA)事業でも協力していく。

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