ユナイテッドはアタランタの要求は飲まず、ホイルンド希望も109億円以上は出さない姿勢…すでにFFP違反の危機

[写真:Getty Images]

新たなストライカーの獲得を目指すマンチェスター・ユナイテッドだが、相手の要求を飲むことはないようだ。

今夏のユナイテッドは守護神とストライカーの獲得が急務とされており、守護神にはインテルの元カメルーン代表GKアンドレ・オナナを確保した。

一方で、ストライカーの最有力候補はトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインだったが、どうやらユナイテッド行きはない模様。バイエルンへの移籍に興味を持っているとされている。

そのユナイテッドが新たに獲得を目指すのが、アタランタのデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(20)。2022年8月にシュトゥルム・グラーツからアタランタへと完全移籍すると、セリエA32試合で9ゴール4アシストを記録していた。

年齢も相まって高く評価されているホイルンドだが、アタランタも簡単に手放すつもりはない状況。イギリス『デイリー・メール』によれば、ユナイテッドは6000万ポンド(約109億円)を提示。ただ、アタランタは8600万ポンド(約156億円)を求めているという。

クラブ間の交渉は進んでいるものの、ユナイテッドは提示額を引き上げるつもりはないとのこと。アタランタの要求は飲まず、6000万ポンド以上を支払う気もないようだ。

なお、ユナイテッドはオナナに対して1億1000万ポンド(約200億円)を支払っており、ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に抵触する可能性が高く、選手を獲得するには誰かを売却しなければいけない状況だという。

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