岩手県議選、定数48に63人立候補予定 告示まで1カ月

 任期満了に伴う県議選(定数48)は8月25日の告示まで1カ月となった。岩手日報社の調べでは24日現在、現職40人、元職3人、新人20人の計63人が立候補を予定。選挙区が16から14に再編され、うち10で選挙戦となる見込み。立候補予定者は戦後最少となった前回2019年の62人と同規模。時期が重なる知事選の候補と連動する陣営も多く、前哨戦が熱を帯びる。

 現時点で盛岡(定数11)、大船渡・陸前高田(同2)、久慈(同2)、一関(同5)、釜石(同2)、二戸(同2)、八幡平(同2)、奥州(同5)、滝沢(同3)、紫波(同2)の10選挙区で選挙戦が確実な情勢。

 宮古(同3)、花巻(同4)、遠野(同1)の3選挙区は無投票の公算が高まっている。北上(同4)は社民が候補擁立を探る。

 県議選は知事選(8月17日告示)と同じ9月3日に投開票される。知事選は、5選を目指す現職の達増拓也(たっそたくや)氏(59)と前県議で新人の千葉絢子(ちばじゅんこ)氏(45)がともに無所属で立候補を予定している。

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