神戸空港、1-6月の上半期旅客数が過去最多166万人超 発着枠拡大、観光需要の回復で

神戸空港=神戸市中央区(2022年1月撮影)

 関西エアポートは25日、神戸空港の2023年上半期(1~6月)の旅客数が166万2335人(前年同期比63%増)、発着回数が1万6958回(同11%増)となり、いずれも上半期として過去最多を更新したと発表した。

 旅客数はこれまで最高だった新型コロナウイルス禍前の19年同期(157万2892人)と比べて6%増えた。発着枠拡大に加え、国内観光需要の回復が影響した。

 6月の旅客数は27万5898人で、前年同月(21万5697人)から28%増加し、5カ月連続でコロナ流行前を上回った。

 神戸市公表の従来基準(乳幼児を除く)の旅客数も6月は前年同月比28.1%増の27万1422人で、搭乗率は75.3%だった。路線別は、羽田線が同9.9%増、那覇線が同40.7%増、新千歳線が同22.4%増などだった。(大島光貴)

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