最多1200人が来場 なんとフォトクラブ写真展

写真展の成功を喜ぶ片岸会長(左)らクラブ役員=富山新聞社高岡支社

  ●片岸会長らが来社

 南砺市福光美術館で「写真展2023」を開催した「なんとフォトクラブ」の片岸勉会長らが25日、富山新聞社高岡支社を訪れた。片岸会長は8~17日の期間中、大雨で臨時の休館を余儀なくされたものの、再開後も多くの人が足を運び、過去最多となる延べ1200人が来場したことを報告した。

 写真展は富山新聞社と共催した。片岸会長は「会員がそれぞれ素晴らしい作品を出展し、来場者から『いい写真展だった』との言葉をいただいた。富山新聞の報道も後押しとなった」と振り返った。射水市在住のフォトグラファー・イナガキヤストさんが家族連れで鑑賞したほか、金沢や能登、福井、岐阜など県外の愛好家も訪れたという。

 写真展には会員41人が計82点を出展した。作者名を分からないようにして会員自身が7点ずつ選んで投票する方法で審査した。クラブに名を連ねる田中幹夫市長、武田慎一県議も作品を寄せ、田中市長は昨年にベストショット賞に選ばれたが、今年は賞を逃した。片岸会長は「名前が分からない審査だからそもそも忖(そん)度(たく)はできない。しかし、受賞してもいいぐらいの作品だった」と太鼓判を押し、来年に期待した。

 横山孝雄、浦田昭一の両副会長、片岸修事務局長が同行した。

 

 

 

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