アーセナルでの3年目を迎えた日本代表DF冨安健洋。1年目に続き、昨年も故障で途中離脱を強いられた。
『football.london』などによれば、冨安は離脱を余儀なくされた時期についてこう話したそう。
「そうだね、自分にとって難しい時期だった。
(代役として右SBに入った)ベン・ホワイトはとても好調だったし、正直、僕は自身を失っていた。
でも、怪我で離脱していた4か月で色んなことを考えた。
怪我から学ばなくてはいけない、マンチェスター・シティ戦でのミスからもね。
いい時も悪い時もあるけれど、悪い時から多くを学ぶ必要がある。
いまはいい感じだし、体だけじゃなく頭もキャリアと同じように全てポジティブさ」
「(左右のサイドバックやセンターバックなど異なるポジションで起用されているが)
僕にとっては同じこと。とにかくピッチに立ちたい。できる限りプレーして、チームを助けたい。
どのポジションでも構わない。監督とそのことは話していないし、分からない。自分はチームを助けたいだけさ。
トレーニングのレベルは昨シーズンよりはるかに高い。それはチームにとっても僕にとってもいいこと。
もっといい選手になりたいなら、いい選手たちと競争する環境でプレーする必要がある。
自分にできるのはピッチ上で価値を証明することだけ。それが自分にできる全てだ。
(自身初出場となるUEFAチャンピオンズリーグは)
プレーすることにとてもワクワクしている。
でも、自分にできるのは、ピッチ上でチームを助けようとすることだけ。だから、まずは練習で自分の価値を証明する必要がある」
代役であるベン・ホワイトが好パフォーマンスを見せていたことで自信を失った時期もあったそう。
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ただ、怪我やミスから学ぶという気持ちになり、いまは体だけでなく精神面でも立ち直ったとのこと。