オリオールズ逆転サヨナラ負け 藤浪は2回パーフェクトの好救援

【オリオールズ3-4xフィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

オリオールズは2対2の同点で迎えた8回表にライアン・オハーンの9号ソロで勝ち越しに成功。しかし、9回裏に登板した3番手のジェンニエル・カノーがリードを守れず、2本のタイムリーを浴びて逆転サヨナラ負けを喫した。フィリーズ3番手のジュニア・マルテは1回2/3を無失点に抑えて今季初勝利(1敗)をマーク。オリオールズは守護神フェリックス・バティースタの温存が裏目に出て連勝が3でストップし、カノーには2敗目(1勝)が記録された。

2回表にオースティン・ヘイズのタイムリー二塁打で先制したオリオールズは、3回表にアダム・フレイジャーにもタイムリー二塁打が出て2点をリード。先発のカイル・ギブソンは3回裏にヨハン・ロハスのタイムリーで1点を返され、6回裏にはブライス・ハーパーに5号同点ソロを浴びたが、6回4安打2失点の力投で先発の役割を果たした。2番手の藤浪晋太郎が7回裏を三者凡退に抑えると、8回表にオハーンが9号ソロを放ち、勝ち越しに成功。藤浪が2イニング目も三者凡退に抑え、カノーにバトンを渡したが、カノーが9回裏二死1塁から3連打を浴び、まさかの逆転サヨナラ負けとなった。

移籍後3度目の登板となった藤浪は、同点の7回裏から2番手として登板し、ショートゴロ、空振り三振、セカンドライナーで三者凡退。オハーンの一発で勝ち越したあと、8回裏のマウンドも任され、空振り三振、ライトフライ、空振り三振で2イニング連続の三者凡退に抑えた。21球のうち15球がストライクで、打者6人をパーフェクトという見事なピッチング。カノーが逆転サヨナラを許し、勝利投手の権利は消えてしまったが、高いポテンシャルを示した好リリーフだった。今季の防御率は8.49となっている。

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