中国地方整備局の新しい局長が就任し、26日、「中国地方の安心・安全の確保を最優先したい」と抱負を述べました。
中国地方整備局 中﨑剛 局長
「7月4日付で中国地方整備局長を拝命しました中﨑と申します」
中﨑剛局長は大阪府出身の59歳で、1990年に旧運輸省に入省しました。おととし、中国地方整備局の副局長に就任し、7月、局長に昇格しました。
中国地方整備局 中﨑剛 局長
「日頃からの訓練、資材準備や関係自治体や建設会社との連絡・調整が不可欠でございます」
治水対策として検討している太田川上流部の新しい治水ダムについては、環境への影響を科学的に検証した上で地域の声を聞きながら進めると述べました。
また、地域経済向上のため、国道2号・西条バイパスの全線4車線化などを含めた一連のネットワーク強化を進めると話しました。
一方で、建設業界の労働者不足を挙げ、担い手の確保と生産性の向上が目の前の課題だと強調しました。