この額は意外?「女子サッカー選手で最も高額な移籍金」ベスト5

現在ニュージーランドとオーストラリアで行われている女子ワールドカップ。欧州において女子サッカーが流行っていることもあり、これまでにないほどの盛り上がりを見せていると言われる。

今回は『Soccergator』から「これまで行われてきた女子サッカー選手の移籍で最も高額な取引ランキング」をご紹介する。

5位:ペルニレ・ハルダー

国籍:デンマーク

移籍元:ヴォルフスブルク

移籍先:チェルシー

移籍した年:2020年

移籍金:34.2万ドル(およそ4800円)

2020年に女子サッカーの歴史を変えたのがデンマークの天才ペルニル・ハルダーの移籍だ。ヴォルフスブルクから34万ドルの移籍金でチェルシーに引き抜かれ、歴史上最高額の取引となった。

そしてイングランドでは3シーズンに渡ってプレーし、公式戦81試合で44ゴールを奪取。今年は恋人かつチームメイトであるマグダレーナ・エリクソンとともにバイエルン・ミュンヘンへと移籍した。

4位:ベサニー・イングランド

国籍:イングランド

移籍元:チェルシー

移籍先:トッテナム

移籍した年:2023年

移籍金:34.2万ドル(およそ4800万円)

「ベス」と呼ばれるイングランド代表のイングランド。強豪チェルシーで163試合に出場して74ゴールを決めた名ストライカーであったが、今年驚くことに中堅クラブのトッテナム・ホットスパーへ移籍を決めた。

イングランド国内での取引としては史上最も高額な移籍となったが、彼女はその期待に応えて12試合で12ゴールを奪取。

3位:リンジー・ホラン

国籍:アメリカ

移籍元:ポートランド・ソーンズ

移籍先:リヨン

移籍した年:2023年

移籍金:35.4万ドル(およそ5000万円)

あのアレックス・モーガンを上回り、アメリカの女子サッカー史上最も高額な選手になったリンジー・ホラン。ポートランド・ソーンズで3シーズン素晴らしい活躍を見せ、そして2022年1月からローンでリヨンへと移籍した。

そしてカップ戦優勝とチャンピオンズリーグ優勝に貢献し、今年はリヨンに完全移籍した。そして今回のワールドカップでも初戦となったベトナムとの試合でゴールを決めている。

ジル・ロールト

国籍:オランダ

移籍元:ヴォルフスブルク

移籍先:マンチェスター・シティ

移籍した年:2023

移籍金:41.3万ドル(およそ5800万円)

オランダ代表のエースの1人であるジル・ロールト。2023年夏にマンチェスター・シティと契約を結び、その際に女子サッカーの歴史上2位となる移籍金が動いた。

オランダ代表では87試合で21ゴールを決めている天才的なアタッキングミッドフィルダーであり、オランダリーグではなんと18歳で得点王に輝くなど素晴らしい決定力を備えている。

1位:キーラ・ウォルシュ

国籍:イングランド

移籍元:マンチェスター・シティ

移籍先:バルセロナ

移籍した年:2022年

移籍金:55.4万ドル(およそ7800万円)

2022年9月にバルセロナへの移籍が決定したキーラ・ウォルシュ。この移籍金は当時トップだったベルニル・ハルダーの記録を塗り替え、彼女は女子サッカー選手で最も高額な選手となった。

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2022年夏にイングランド代表を初めて欧州選手権で優勝させた後、大きな期待を受けてスペインへ渡ることになったわけだが、それに応えて昨季はクラブをリーガ優勝とチャンピオンズリーグ優勝に導いている。

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