災害時の早期復旧に向け連携を深めようと7月26日、初めて静岡鉄道と天竜浜名湖鉄道が浜松市天竜区の天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅構内で合同の脱線復旧訓練を実施しました。
この訓練は大規模な自然災害の発生を受けて、電車が脱線したという想定で行われました。静岡鉄道、天竜浜名湖鉄道の作業員約20人が参加し、脱線した車両を油圧ジャッキで慎重に持ち上げ、線路上に戻す訓練が繰り返し行われました。
<天竜浜名湖鉄道の作業員>
「初めての感覚なので、慣れてくればいけるかなと思う。いろいろ指示していただけるので、初めてでも安心して訓練ができていると思う」
自然災害などで大きな被害を受けた際、お互いの協力体制を築くことで復旧作業を早期に完了することが最大の目的です。
<静岡鉄道 川口往一さん>
「一回で終わらないように2回3回と、もちろん天竜浜名湖鉄道さんと合同ですけども、遠州鉄道さんも見学に来ていただいているので、全体の強化につなげていければなと思っております」