猛暑のせい? 雲の切れ間に入道雲 六甲山地に不思議な光景

六甲山系の山々と住宅街の上空に広がった巨大な雲=26日午後、芦屋市内(撮影・三浦拓也)

 六甲山地を覆う不思議な雲-。

 兵庫県内は26日、高気圧に覆われて各地で気温が上昇した。気象庁によると、福崎町で37.7度、和田山(朝来市)で36.9度、神戸市で35.5度を観測するなど県内20観測地点のうち13地点で今年の最高気温を更新した。

 阪神間では夕方、上空に不思議な雲が現れた。空いっぱいに広がる雲間から入道雲が顔をのぞかせるように立ち上り、六甲山地を覆っていた。まるで猛暑を象徴するようなユニークな夏空の光景に、足を止めて見入る人もあった。

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