平気で嘘をつく人の心理とは?5つの特徴や共通点、上手な付き合い方について

平気で嘘をつく人に振り回される日々にうんざり…!

皆さんの周りには、普段から会話の中に平気で嘘を交える人はいませんか。日常的な会話に冗談混じりに脚色を加えるだけならば大きな問題ではありませんが、それが周囲に悪影響を与えたり、振り回す結果となったりする場合は大問題です。

実際、友人や職場の同僚の虚言癖に振り回されてうんざりしている…という人は少なくありません。仕事のミスのフォローをしたり、進捗具合が遅れてしまったりとあらゆるトラブルの原因にもなるからです。

多くの人は、嘘をつくと信用問題に関わる、嘘をついてもどうせバレると考え、積極的に嘘をつくことはありません。では、なぜ彼らは平気で嘘をつくことができるのでしょうか。今回は、その心理や特徴、共通点などを見ていきましょう。

平気で嘘をつく人の心理とは?5つの特徴や共通点

平気で嘘をつく人たちは、どのような心理を働せて嘘をついているのでしょうか。ここでは、平気で嘘をつく人の特徴や共通点を解説していきます。

1.プライドが高く自分を現実よりも良く見せたい

平気で嘘をつく人たちは、自分をより良く見せたい、他の人から尊敬の眼差しを集めたいなど、プライドが高く、承認欲求が強いという共通点を持ちます。

他の人よりも優位な立場にいたいという心理も強く働きがちです。会話の中で自分よりも他の人が優位な立場にいると感じると、嘘をついてまで自分がより優れているかのように見せようとする傾向が見られます。

2.自分の立場を悪くしたくないという心理

自分が常に優位な立場にいたいというプライドの塊のような考えを持っているため、自分の立場が悪くなることを極端に恐れるという特徴も共通しています。

会話の中で、あるいは職場で失敗した際に自分の立場を悪くしないために、急遽その場で嘘をついて難を逃れようとしたり、最悪の場合、他人に責任転嫁することさえあります。基本的に嘘を平気で着いてしまう人は、自己中心的な考えの持ち主なのです。

3.承認欲求が強く周囲の注目を集めたい

平気で嘘をつく人たちは、承認欲求が強いという話はすでに紹介しました。その欲求が働く心理の中には、周囲の注目を集めたい、自分を見てほしいという心理が強く働いています。

SNSの投稿で見栄を張る人が多くいますが、この特徴が普段の会話や振る舞いにも現れてしまっているのです。嘘をついてでも周囲の注目を集めて、みんなから羨望の眼差しを受けたいと思っているのでしょう。

4.その場しのぎで後先のことを考えていない

自分の立場を悪くしたくないという心理が強く働いている、という話がありました。このような状況に陥った際、その場凌ぎの嘘をつくことで、その場では難を逃れることができるかもしれません。

ですが、基本的にこうした嘘は、ところどころ粗が見えたり、後になって辻褄が合わなくなったりすることが予想されます。多くの人は、このような状況を予測できるため、あえて嘘はつかずにしっかり自分のミスを受け止めます。

しかし、平気で嘘をつく人たちは、後先のことを考える能力に欠けているため、とりあえずその場しのぎで解決できればいいと考えている傾向が強いです。後々トラブルになっても、時間が経てば忘れてしまうのか、また嘘を平気でつくようになってしまいます。

5.他人に嘘をつくことを悪いと思っていない

ここまで特徴や心理などを見て「嘘をつくことに罪悪感はないのかな」と疑問に思う方もいるでしょう。しかし、平気で嘘をつく人は、そもそも他人に嘘をつくことを悪いと思っていません。

むしろ嘘をつくことが習慣化してしまっているため、「嘘をつくなんてみんなしていることでしょう」と生活のスキル程度に思っている可能性すらあります。少しも罪悪感を抱くことがないため、平気でスラスラと嘘をつくことができるのです。

他人の気持ちや周囲に迷惑をかけることなどを全く配慮せず、自己中心的な考えで横暴に振る舞う様は、サイコパス的な要素も含まれています。

平気で嘘をつく人に辟易…上手な付き合い方は?

周囲に平気で嘘をつく人がいると、その虚言癖に巻き込まれて自分にもトラブルが降りかかることがありますよね。そんな状況に辟易している人も多いでしょう。

平気で嘘をつく人と上手に付き合うためには、以下のポイントを頭に入れておきましょう。

  • 基本的に話を信用せず適当に受け流す
  • 適度に距離を置きつつ積極的には関わらない
  • 話を聞く時は真摯な態度で聞かない
  • 嘘で大きな悪影響を及ぼすような役割は任せない
  • 「え〜」「本当?」など信じられないという態度をやんわりと垣間見せる

基本的に平気で嘘をつく人の話は信用せず、適度に距離を取りながら会話は適当に受け流すくらいがちょうどいいでしょう。真摯な態度で話を聞いてしまうと、相手に「都合がいい人」「騙されてくれる人」という印象を与えてしまうため、余計に繋がりを深められてしまう恐れがあります。

また、仕事上の関係であれば、嘘をついた時に損害やトラブルを招くリスクが考えられます。このような事態を回避するためにも、重要な役割は任せず、トラブルが起こっても対処しやすい役割を与えるなど工夫することで、未然にトラブルを防ぎましょう。

平気で嘘をつく人とは適度な距離感で上手く付き合って

いかがでしたか。平気で嘘をつく人とは、基本的に適度な距離感を置きつつ、会話は受け流す程度に付き合いがちょうど良いです。縁を切っても問題がない相手であれば、思い切って誘いなどは断るようにし、関係を断つ方向へと動くのも今後のためになるでしょう。

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