近年サッカー選手の金銭的価値はうなぎのぼりとなっており、毎年のように記録的な取引が行われている。
今回はイングランド・プレミアリーグの歴史のなかで最も高額な移籍金を記録した8名の選手を特集しよう。
8位:フィルヒル・ファン・ダイク
国籍:オランダ
移籍元:サウサンプトン
移籍先:リヴァプール
移籍した年:2018年
移籍金:7500万ポンド(およそ136.37億円)
2018年の1月にサウサンプトンからリヴァプールへと移籍したファン・ダイク。1年越しで実現した移籍は、フィリペ・コウチーニョの売却益も投資されたことで7500万ポンドに達した。
7位:ハリー・マグワイア
国籍:イングランド
移籍元:レスター・シティ
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
移籍した年:2019年
移籍金:8000万ポンド(およそ145.46億円)
フィルヒル・ファン・ダイクが持っていた「世界最高額のセンターバック」の座を奪ったマグワイア。マンチェスター・ユナイテッドの守備リーダーになることを期待されたが…。
6位:アントニー
国籍:ブラジル
移籍元:アヤックス
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
移籍した年:2022年
移籍金:8500万ポンド(およそ154.56億円)
エリック・テン・ハフ監督が就任してからマンチェスター・ユナイテッドで最も大きな額を投資したのがアントニーだ。昨季才能の片鱗を見せたものの、まだ本領発揮とは行かず。
5位:ポール・ポグバ
国籍:フランス
移籍元:ユヴェントス
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
移籍した年:2016年
移籍金:8900万ポンド(およそ161.83億円)
2016年に移籍金の世界記録を破ったマンチェスター・ユナイテッド。かつて下部組織に所属していたポグバを8900万ポンドもかけて買い戻したのだが、結果としては期待外れであった。
4位:ロメル・ルカク
国籍:ベルギー
移籍元:インテル
移籍先:チェルシー
移籍した年:2021年
移籍金:9750万ポンド(およそ177.28億円)
ルカクもポグバと同じように古巣へと買い戻された選手だ。インテルで大復活を遂げた彼は9750万ポンドでプレミアリーグに戻ってきたが、わずか8ゴールと期待を裏切り、インテルに戻りたいと公言してファンからの批判を受けた。
3位:ジャック・グリリッシュ
国籍:イングランド
移籍元:アストン・ヴィラ
移籍先:マンチェスター・シティ
移籍した年:2021年
移籍金:10000万ポンド(およそ181.83億円)
プレミアリーグで初めて1億ポンドを超えた男。アストン・ヴィラで輝かしい活躍を見せたやんちゃなウイングは、セルヒオ・アグエロがつけていた10番を与えられた。1年目は苦戦したものの昨季は三冠に貢献して価値を証明。
2位:デクラン・ライス
国籍:イングランド
移籍元:ウェストハム・ユナイテッド
移籍先:アーセナル
移籍した年:2023年
移籍金:10500万ポンド(およそ190.92億円)
ウェストハムから今夏アーセナルへと移籍することになったデクラン・ライス。史上最も高額なイングランド人選手になった。マンチェスター・シティとの獲得レースが行われ、記録的な額での取引に。
1位:エンソ・フェルナンデス
国籍:アルゼンチン
移籍元:ベンフィカ
移籍先:チェルシー
移籍した年:2023年
移籍金:10680万ポンド(およそ194.19億円)
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FIFAワールドカップ・カタール2023で最優秀若手賞を獲得したエンソ・フェルナンデス。それからすぐにチェルシーへととてつもない額で買われた。まだ実績があまりなかったもののプレミアにもすぐ馴染み、価値を証明している。