【台湾】広達、ベトナム新工場の建設6.8億元で発注[IT]

台湾EMS(電子機器の受託製造サービス)大手の広達電脳(クアンタ・コンピューター)は25日、ベトナムの新工場「QMH F1」について、現地の建設会社、Visiconsが設計と建設を手がけると発表した。予定投資額は6億7,560万台湾元(約30億5,000万円)。

広達によると、目的は生産能力の拡大。契約金は労働者の賃金や物価の変動によって増減することはできないとしている。

広達は今年4月、ベトナムに工場を建設すると発表。総事業費は5,000万米ドル(約70億5,000万円)。広達によると、米中貿易摩擦が始まった2018年以降、顧客から中国以外の地域に工場を建設するよう求める声が高まっていたという。

広達はその後、ベトナム北部・ナムディン省のミートゥアン工業団地への工場設置を決めたと報じられていた。

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