青森県内、16地点で真夏日 26日、熱中症疑いで22人搬送

 青森県内は26日、高気圧に覆われて気温が上昇し、23観測地点のうち16地点で最高気温30度以上の真夏日となった。各消防本部によると、県内で少なくとも22人が熱中症の疑いで救急搬送された。

 青森地方気象台によると各地の最高気温は八戸33.5度、三戸33.4度、青森33.3度、弘前32.9度など。

 八戸消防本部の管内5市町では午後4時半までに50~90代の男女12人が搬送された。管内で今季最多とみられる。内訳は八戸市6人、おいらせ、五戸両町で各2人、三戸、階上両町で各1人。いずれも搬送時に意識があった。

 青森市では目まい、ふらつきなどで4人が市内の病院へ運ばれた。このほか弘前管内で10~70代の男女3人、十和田管内で2人、下北管内で60代男性1人が救急搬送された。

 県内は27日も高温が予想され、同気象台は熱中症などの健康管理に注意を呼びかけている。

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