MORIOペイで連携 盛岡市やTカード展開の会社など、データ活用

 

 地域電子マネー・MORIO(モリオ)ペイを運営する盛岡Value City(バリューシティー、谷村邦久社長)と盛岡市などは26日、TSUTAYA(ツタヤ)やTカードを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループのCCCMKホールディングスと連携協定を結んだ。共同研究を開始し、Tカードで蓄積したデータ分析・活用のノウハウをモリオペイの機能拡充や経済活性化につなげる。

 協定は盛岡まちづくり株式会社(斎藤雅博社長)を加えた4者で締結。内容は▽モリオペイや盛岡市の人流データ分析と調査研究▽商店街の活性化▽中小企業のマーケティング支援と人材育成―などを軸とする。

 プレミアム付き商品券利用者へのアンケートや、加盟店に聞き取り調査を実施してデータを分析。11、12月をめどにポイント還元キャンペーンなど利用促進に向けた事業を展開し、効果を検証する。

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