リュウゼツラン10株開花 珍しい花が連なる光景 長崎自動車道・東そのぎIC

リュウゼツランの花が並ぶ東そのぎICの下り線ループ

 長崎自動車道の東そのぎインターチェンジ(IC・東彼東彼杵町彼杵宿郷)下り線ループ内で、メキシコ原産のリュウゼツラン約10株が開花。開花が数十年に一度とされる珍しい花が連なる光景がドライバーの目を楽しませている。
 NEXCO西日本によると、1990年の同IC開業前に20株を植えた。これまで5~10年に1度、開花が確認されている。高速道路上の駐停車は禁止され、ループ内も立ち入れないが、同ICそばの町道赤木幹線から見ることができる。
 佐世保市の九十九島動植物園(森きらら)の担当者によると、リュウゼツランは下の段から上の段へ順次、花が咲く。既に最下段の花が枯れていることから開花後1カ月ほどとみられ、「8月下旬まで楽しめるのではないか」と推測。「リュウゼツランがまとまって咲くのは珍しく、現地で見てみたい」と話した。

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