カブトムシと遊ぼう! 佐世保・えぼしスポーツの里 「ふれあいドーム」に300匹 8月上旬まで

カブトムシを触るなどして楽しむ子ども=佐世保市烏帽子町、えぼしスポーツの里

 長崎県佐世保市のえぼしスポーツの里は16日、「カブトムシふれあいドーム」を開設した。目の前で動き回るカブトムシに、親子連れらが歓声を上げている。
 カブトムシに触れることで命の大切さを学んでもらおうと企画し今年で4回目。ネットで囲んだドーム内にはクヌギを配置するなどして森をイメージし、より自然に近い環境で観察できるようにした。スポーツの里のスタッフが幼虫から育てた約300匹が放たれており、子どもたちはカブトムシの角をつまんだり、羽音を立てる様子に驚きの声を上げたりしている。
 市立山手小1年の河野一樹君(6)は「カブトムシのつや感がかっこいい」、市立大野小2年の吉田陽翔君(7)は「角がかっこいい。たくさん触れてたのしい」と笑顔で話した。
 開設は8月上旬まで。入場無料。密を防ぐため予約制。オスは1匹500円、メスは1匹300円、オスメスのペアは800円で販売する。

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