宮本信子さんが結婚前に「かなりの額」で購入 夫・伊丹十三さんとの“思い出の品”は

松山ゆかりの映画監督、故・伊丹十三さんの生誕90年を記念した特別展が愛媛県松山市の伊丹十三記念館で開かれていて、妻で女優の宮本信子さんとの思い出の品などが展示されています。

生誕90年の特別展「伊丹十三の食べたり、呑んだり、作ったり。」。映画監督の傍ら料理に関する本を書くなど「料理通」伊丹十三に焦点をあてた内容で愛用の食器や調理器具など、あわせて210点が展示されています。

こちらの皿は妻の宮本信子さんが結婚前、伊丹さんのセンスに影響を受けて購入したということです。
(伊丹さんの次男・池内万平さん)
「かなりの額だったらしいんですけど『突っ込んで買ったものだよ』と言われて、それを伊丹さんも結婚後一緒に暮らすようになって気に入ってずっと使っていたみたいです」

そのほか、代表作「お葬式」にも登場したオーブン付きコンロや魔法瓶など伊丹映画ファンにはたまらない展示品も。

(伊丹さんの次男・池内万平さん)
「綺麗な食器や実用的なものが好きだった。伊丹さんの人柄みたいなものを想像してもらえると楽しめるのではないか」

この特別展は松山市東石井の伊丹十三記念館で開かれています。

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