アメリカで現在開催されているプレシーズン大会「Soccer Champions Tour」。
26日にはレアル・マドリー対マンチェスター・ユナイテッドの試合がヒューストンのNRGスタジアムで行われた。
DAZNでも配信された一戦は、6分にジュード・ベリンガム、89分にホセルと、いずれも新加入選手の移籍後初ゴールが生まれ、マドリーが2-0で勝利している。
アントニオ・リュディガーのロングパスから見事なループシュートを沈め、待望の初ゴールをゲットしたベリンガム。
オフサイドっぽくもあったが今大会はVARがないためゴールが認められた。
早くも結果を残した20歳のMFは、23日のミラン戦に続き4-3-1-2のトップ下で出場。チームへのフィット感を着実に高めており、最大200億円とも言われる移籍金に相応しいパフォーマンスを見せている。
ただ、試合の中では非常に危ないシーンもあった。
42分にベリンガムが中盤でボールを受けた際、背後からマンチェスター・ユナイテッドDFリサンドロ・マルティネスのタックルを受けたのだ。
足裏が足首に入っていたが大事には至らず。当然のことながらベリンガムは激怒してマルティネスへ詰め寄り、主審もマルティネスにイエローカードを出さざるを得なかった。
イングランド代表のベリンガムに対し、マルティネスはアルゼンチン代表。マルビナス(フォークランド)戦争以来関係性が良くない両国だけに、新たな因縁が生まれなくて幸いだったと言える。
ちなみに、終了間際にホセルが決めた初ゴールは、すべてを吹き飛ばすようなバイシクルでのゴラッソ。カリム・ベンゼマの代役として33歳のストライカーにかかる期待は大きい。
【関連記事】レアル移籍のベリンガムも!「奇妙な背番号5」を背負ったスターたち
引き続き「Soccer Champions Tour」に参加するレアル・マドリーは、29日にバルセロナ、8月1日にユヴェントスと対戦する。