自転車が盗まれる被害が増えていることから、子どもたちが鍵をかけるなどの対策を呼びかけました。
広島市安佐南区にあるイオンモール広島祇園では、自転車の盗難被害防止キャンペーンが行われ、認定こども園「めばえ幼稚舎」の園児15人が参加しました。
園児たちは、店内にいる人に注意を呼びかけるチラシや、自転車に巻き付けるワイヤー錠などを配りました。
広島県警 安佐南警察署 岡村正孝 生活安全課長
「子どもたちが呼びかけることによって、われわれと違うアプローチになるので、注意喚起ができて、1件でも犯罪被害が減らせるようにがんばりたい。自分の持ち物にはしっかり鍵をしてもらえれば、盗難被害も減ると思う。ぜひ、よろしくお願いします」
広島県警によりますと、安佐南警察署ではことしに入って6月末までに自転車の盗難が134件発生していて、去年の同じ時期と比べて43件増えています。このうち91件は、自転車に鍵がかかっていなかったということです。
