高校野球兵庫大会 社が2年連続2度目V 春夏通じ3季連続で甲子園へ 明石商にサヨナラ勝ち

社-明石商 9回裏社2死満塁、藤井の中前適時打で5-4のサヨナラ勝ち。連覇を達成した社ナイン=ほっともっと神戸(撮影・中西幸大)

 第105回全国高校野球選手権兵庫大会は27日、神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で決勝が行われ、社が5-4で明石商にサヨナラ勝ちし、2年連続2度目の優勝を飾った。社は、兵庫県西宮市の甲子園球場で8月6日に開幕する全国高校野球選手権大会に兵庫代表として臨む。今春の選抜大会にも出場しており、昨夏から3季連続で甲子園行きの切符を手にした。全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会は8月3日に行われる。

 東兵庫、西兵庫に分けて開催されたケースを除くと、兵庫大会での連覇達成は1986年の東洋大姫路以来37年ぶり。

 社は準決勝で延長十回タイブレークの末に神戸国際大付に2-1でサヨナラ勝ちした。5年ぶりの公立勢対決となった決勝では1-3の五回に年綱皓右翼手の2点適時打で追い付き、六回に隈翼主将の適時打で勝ち越し。九回表に追い付かれたが、その裏に藤井竜之介遊撃手が中前へ決勝適時打を放った。

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