「政府はUFO情報隠蔽」 米下院公聴会、透明性訴え

 【ワシントン共同】米下院の小委員会で26日、未確認飛行物体(UFO)に関する公聴会があった。元海軍パイロットが目撃経験があると証言し、政府は情報を隠蔽していると強調。委員長を務める共和党のグロスマン議員は、軍や政府の対応が透明性を欠くため「荒唐無稽な臆測や議論をあおり、信頼を損なってきた」と批判した。

 監視・説明責任委員会の国家安全保障・国境・外交小委員会が公聴会を開いた。元空軍情報将校も、UFOの残骸を回収し、分析する作業が「数十年続いていることを職務の中で聞いた」と明らかにした。「人間のものではない」存在の活動を米政府が知っているとの見方を示した。

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