犬に『恐怖を感じさせてしまうもの』5つ!それぞれの理由や対処法まで徹底解説

犬に「恐怖を感じさせてしまうもの」とは

人間と一緒に暮らしていても、犬にとってはなかなか慣れないものもあります。ましてや、慣れないどころか恐怖を感じさせているかもしれません。

犬に「恐怖を感じさせてしまうもの」について紹介しながら、その対処法も解説いたします。

1.ジャンプ傘

犬に恐怖を感じさせてしまうものには、ジャンプ傘があります。ボタンを押すだけで傘を開くことができるため、片方の手にリードを持ち、もう片方の手だけで傘を開くことができるんですから便利ですよね。

犬に恐怖を感じさせてしまうのは、傘を開く瞬間です。ジャンプ傘はバサッ!という大きな音を立てて開くため、犬にとっては恐怖を感じてしまうことがあります。

正直、慣れれば平気になるのではないかとも思うのですが、一度でも恐怖を感じてしまった犬の場合、ジャンプ傘ではない傘に対しても警戒するようになってしまうことがあります。

音を立てないように開く、ジャンプ傘ではない傘に変える、雨の日のお散歩は傘ではなくレインコートを着用するなど対処してはいかがでしょうか。

2.シャワー

犬に恐怖を感じさせてしまうものには、シャワーがあります。

お風呂が苦手な犬は多いものですが、自分のニオイが消されてしまうことや体が濡れてしまうことだけではなく、シャワーに恐怖を感じて嫌がることがよくあります。また、「シャーッ!」とお湯が出る音に恐怖を感じているようです。

シャワーに恐怖を感じる犬への対処法は、シャワーの勢いを弱くすることや、シャワーではなく容器を使ってお湯をかけてあげることです。

ミスト状のお湯が出るシャワーヘッドに切り替えるという対処法もおすすめです。体にお湯が当たる時の衝撃がほとんどなく、犬が恐怖を感じにくいです。

3.グレーチング

犬に恐怖を感じさせてしまうものには、グレーチングがあります。

道路の排水溝や側溝の蓋として使われている、銀色のアレの正体がグレーチングです。上手にジャンプして通ることができる犬もいますが、恐怖心から逃げ出そうとする犬も多いものですよね。

大型犬の手足もすっぽり入ってしまいそうな大きな穴ですから、「落ちる!」という恐怖を感じるのではないでしょうか。無数の小さな穴ではなく、ひとつの大きな穴に見えている可能性もあります。

無理やりジャンプさせようとすると、網目に手足が落ちてしまって怪我をする恐れがありますので絶対にやめましょう。

対処法としては、散歩中にグレーチングに遭遇したら愛犬を抱きかかえて通ること、そしてグレーチングのない場所を通ることです。

4.スマートフォンやカメラ

犬に恐怖を感じさせてしまうものには、スマートフォンやカメラがあります。

写真や動画を撮ろうと向けた時、顔をそむけたり、威嚇したり、逃げるなどすることがあります。ものを向けられたことに恐怖を感じてしまうのです。

しかし、「愛犬の可愛い瞬間を残したい!」という気持ちは、飼い主なら誰でも持っていますよね。対処法としては、ズーム機能を使って撮ってみるのはいかがでしょうか。

スマートフォンのカメラ機能も向上していますし、ズームでも十分に可愛くキレイに撮ることができると思います。

シャッター音に恐怖を感じる犬の場合には、シャッター音の鳴らないカメラアプリを活用するのがおすすめです。

5.車やバイク

犬に恐怖を感じさせてしまうものには、車やバイクがあります。

散歩中、車やバイクに激しく吠えることはありませんか?興奮して追いかけようとする犬もいますよね。

恐怖心から攻撃してしまうのでしょう。自分の体よりもうんと大きな得体の知れない物体が猛スピードで通り過ぎるのですから、恐怖を感じずにはいられないのだと思います。

対処法としては、車やバイクの交通量が少ない時間帯にお散歩に行くということです。ドッグランまでの道のりはペットカートを利用するというのもおすすめです。

まとめ

犬に恐怖を感じさせてしまうものを5つ解説しました。

  • ジャンプ傘
  • シャワー
  • グレーチング
  • スマートフォンやカメラ
  • 車やバイク

どうしてそんなものが怖いの?と、飼い主にはなかなか理解されない、愛犬にとって恐怖を感じるものがあると思います。

生活に支障が出る場合には克服する必要があると思いますが、グレーチングをジャンプすることができない程度であれば対処法もありますし、無理に克服する必要はないでしょう。

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