元ちとせ歌唱/坂本龍一プロデュース「死んだ女の子」のサブスク世界配信が開始

元ちとせが歌唱する、坂本龍一プロデュースによる楽曲「死んだ女の子」のサブスクリプション世界配信がスタートした。

同曲は、トルコの社会派詩人ナジム=ヒクメットの詩をロシア文学者の中本信幸が日本語に訳し、その訳詞を読んだ作曲家の外山雄三が作曲した反戦歌。原爆の悲惨さと戦争に反する切なる気持ちを、原爆の火に焼かれてしまった女の子に成り代わって歌った作品だ。

これまでは毎年、原爆の日と終戦記念日のある8月に期間限定で単曲配信されていたが、現在のウクライナ情勢など世界が混迷し、平和への機運が高まる中、全世界に向けてサブスクリプション配信をスタートすることが決定したという。

元ちとせは「『死んだ女の子』を聴くことで、みなさんにもこの作品に込められた坂本龍一さんらの思いが受け継がれ、それぞれが平和について考えるきっかけとなってほしい」と語っている。

同曲は戦後70周年となった2015年にリリースされた元ちとせのカバーアルバム『平和元年』にも収録されている。

◎リリース情報
「死んだ女の子」
2023/7/27 DIGTAL RELEASE
https://LGP.lnk.to/mASZ6g

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